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マンション管理士について

マンション管理士は、国のマンション政策の一環として、2001年に最初の国家試験が実施された国土交通省が所管する国家資格者です。今後ますます高経年化が進む分譲マンションの管理不全を防ぐ目的で、専門的知識をもって、管理組合の運営、建物構造上の技術的問題等マンションの管理全般に関して、管理組合の管理者(理事長)等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他のアドバイスを行うことを業務としています。

分譲後40年を超えてくる高経年マンションでは、建物の適切な維持管理が行われないことによる外部不経済の発生、区分所有者の高齢化や非居住化(賃貸化・空き住戸化)に伴う、理事の担い手不足などの典型的な管理不全が生じていることがあります。
(外部不経済とは、居住者・近隣住民等の生命・身体・財産に危険を生じることを意味します。)

また、高経年マンションに限らず、一般的な管理組合では輪番制などで区分所有者から選ばれた理事が中心となって、理事会を構成し、建物の修繕や資金計画、管理費等の滞納や生活上のルール違反などの複雑で専門的知識を必要とする課題の解決を進めていかなければなりません。

もちろん、多くの管理組合は有償で管理会社に日常の管理を委託されていることだと思います。管理会社は管理委託契約の範囲内で、その範囲内の業務を行います。マンション管理士は、管理会社とは異なる視点で利害関係にとらわれず、専門家としての第三者的視点からこれら課題解決の相談に応じ、それぞれのマンションに最適な助言や指導、アドバイスを提示できることが期待されています。

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